四種混合(DPT・IPV) |
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生後3ヶ月頃~Ⅰ期①、②、③ ⇒1年後追加のトータル4回 R5年4月より生後2ヶ月頃~接種可能となります。 |
二種混合(DT) |
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11歳以上13歳未満 1回 |
麻疹風疹混合(MR) |
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Ⅰ期 1歳~2歳未満 Ⅱ期 5歳~小学校入学前 |
水痘 |
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1歳~3歳未満 2回 1回目接種後6ヶ月~1年未満で2回目を実施 |
日本脳炎 |
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3歳頃~Ⅰ期①、② ⇒1年後追加 9歳~13歳未満 Ⅱ期 トータル4回 |
BCG |
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生後5ヶ月~8ヶ月未満 1回 |
ロタウイルスワクチン (ロタテック) |
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生後2ヶ月~6ヶ月未満 トータル3回 |
B型肝炎ワクチン |
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生後2ヶ月~4週間隔で2回接種後、1回目から139日(20週)以上の間隔をおいて3回めを接種 トータル3回 |
小児用肺炎球菌ワクチン |
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生後2ヶ月~5歳未満 ※開始月齢により接種回数異なる 最高4回 |
ヒブワクチン |
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生後2ヶ月~5歳未満 ※開始月齢により接種回数異なる 最高4回 |
23価肺炎球菌ワクチン |
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75歳頃~(75歳以上の方、1回に1回に限り一部公費助成あり) |
おたふくかぜ |
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満1歳~(5歳未満までは1回分のみ公費助成あり) 1回ないし2回 |
インフルエンザ |
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生後6ヶ月~13歳未満 2回 13歳以上 1回または2回 |
帯状疱疹 |
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50歳~ 1回目から2ヶ月以上の間隔をおいて2回めを接種(自費) トータル2回 |
子宮頸がん |
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9歳以上15歳未満女性 2回 15歳以上女性 3回 |
破傷風 |
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接種を必要とされる方(予防接種利用券をお持ちの方は公費) Ⅰ期①、②、③(1回目接種から3~8週以上の間隔をおいて2回目を、その後6ヶ月以上の間隔をあけて3回目を接種) ⇒10年ごとに追加接種 |
◇以下の詳細をご参照ください
日本脳炎ワクチンについては、2005年5月末~2010年3月まで積極的な接種の勧奨は差し控えられておりました。その関係で、接種を受ける機会を逸したまま第1期の定期接種時期を過ぎてしまった方、あるいは接種回数不十分な方がいらっしゃることと思われます。未接種の方は特例措置期間内に接種するようにしてください。
特例対象者…平成7年4月2日~平成19年4月1日までの間に生まれた方
上記対象者の方は、4歳~20歳未満の間に、トータル4回の接種(Ⅰ期1回目、2回目、追加、Ⅱ期)のうち、未接種分を法定接種として接種することができます。ただし、4回目の接種(Ⅱ期)は9歳以上で接種となります。
各ご家庭の特例接種対象者の方に市から1枚だけ予診票が配布されますが、母子手帳で接種記録をご確認いただいた上、未接種分のワクチン接種のご予約をお願い致します。
特例対象者以外の方につきましては、これまでどおり第Ⅰ期(生後6カ月~生後90カ月未満)と第Ⅱ期(9歳以上13歳未満)が定期接種の対象となりますので、ご注意ください。
令和4年度対象生年月日(令和4年4月1日~令和5年3月31日まで)
※昭和32年4月2日生~昭和33年4月1日生
※昭和27年4月2日生~昭和28年4月1日生
※昭和22年4月2日生~昭和23年4月1日生
※昭和17年4月2日生~昭和18年4月1日生
※昭和12年4月2日生~昭和13年4月1日生
※昭和 7年4月2日生~ 昭和 8 年4月1日生
※昭和 2 年4月2日生~ 昭和 3 年4月1日生
※大正11年4月2日生~大正12年4月1日生
※他に60歳以上65歳未満で心臓・腎臓・もしくは呼吸器の機能またはヒト免疫不全ウィルスによる免疫の機能に障害を有する(身体障害者手帳1級程度の)方も対象となります。
接種対象者…高校1年生の方、中学生の方
トータル3回の接種となります。
サーバリックスは1回目と2回目の接種の間隔は1ヶ月、2回目から3回目の接種間隔は5ヶ月となります。
ガーダシルは1回目と2回目の接種の間隔は2ヶ月、2回目から3回目の接種間隔は4ヶ月となります。
令和5年4月より9価ワクチンのシルガード9の接種が始まります。
1回目の接種開始年齢によって、接種回数が異なります。
1回目接種が15歳未満の場合:合計2回接種(1回目と2回目の接種間隔が6ヶ月)
1回目接種が15歳以上の場合:合計3回接種(ガーダシルと同じ接種間隔)
子宮頸がんワクチンは、子宮頸がんの原因として最も多く報告されているヒトパピローマウィルス(以下HPV)感染を防ぐワクチンです。ワクチンにはサーバリックスとガーダシルの2種類があり、日本においてはサーバリックスが2009年10月に、ガーダシルは2011年7月に薬事承認されています。
ともに3回の接種が必要で、どちらか一方のワクチンを選んで接種していただいた後は、3回終了まで同じワクチンを接種していただくこととなり、途中での変更はできませんのでご注意ください。(将来的に追加接種が必要になった場合の3回目以降のワクチン接種に関しても同様です)
ここに両ワクチンの特徴を比較してみましたので、選ぶ際の参考になさってください。
予防できる型 | HPV16型・18型(2価・高リスク型) |
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予防疾患 |
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接種回数 | 3回(筋肉注射) |
接種間隔 | 1回め⇒1ヶ月後2回め⇒5ヶ月後3回め |
接種部位の腫れ | 強い |
予防できる型 | HPV16型・18型(高リスク型) HPV 6型・11型(低リスク型)4価 |
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予防疾患 |
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接種回数 | 3回(筋肉注射) |
接種間隔 | 1回め⇒2ヶ月後2回め⇒4ヶ月後3回め |
接種部位の腫れ | 弱い |
実際のところ、両ワクチンともに接種が承認、開始されてからの期間がまだ浅く、予防効果を比較する具体的なデータに乏しいこともあり、有効期間がどれ程かは現段階でははっきりとはわかっていないようです。
ただし、サーバリックスにはアジュバントと呼ばれる免疫増強剤が含まれており、ガーダシルに比べ高い抗体価が得られると期待されています。
一方で、ガーダシルには、子宮頸がん以外に尖形コンジローマなどの原因となる「低リスク型」とされるHPV6型・11型を予防することができるとされています。
※尖形コンジローマ…良性のイボが性器や肛門の周りにできる病気で、痛みやかゆみの症状はほとんどなく、様々な形状のイボができ、再発しやすい。また、妊娠中の女性が母子感染を起こした時、ごくまれではあるが、こどもが再発性呼吸器乳頭腫症(RRP)を発症することがあり、イボの肥大で一生声がかれたり、呼吸困難で命にかかわることもある。
以上の点をふまえた上でワクチンを選んでいただければと思いますが、いずれの接種を選択したとしても子宮頸がんを予防する為にはワクチンを接種するだけでは十分とは言えませんので、ワクチン接種後も定期的に子宮頸がん検診を受けるようおすすめしております。